1K・1人暮らし☆アラフィフの日常

心と身体の健康を第一にシンプルに暮らしたい、アラフィフです。おしゃれや女子力とは無縁です(^_^;)

私と彼はどんな関係だったのか。


考えてみれば、私とタカシの関係には「付き合おう」って、言葉がなかった。

なんとなく一緒にいて、居心地いいよねって感じで歩んできた七年だった。


互いの家を行き来して、私と同じ趣味を始めたタカシ。お弁当作りも日課になり、旅行したり、病の時は送迎もしてくれた。こんなに私といて飽きない?って思うほどに側にいて、合鍵も渡すようになっいた。


それがこの夏、コロナ濃厚接種者になり、互いにすれ違って一ヶ月。タカシは変化した。更に一ヶ月、タカシには彼女ができていた


タカシは、私を嫌いになったわけじゃないと。ただ、他に女性として好きな人ができただけ。私に対して不満はないと。人として好きって何?


現実は、私が一番近い人間でなくなったという事。自分に残酷な事を言うなれば、「タカシにとって一番大切な人じゃなくなったんだよ。○○じゃないって宣告されたんだよ」って話ですね。


友達でも彼氏でもない、半ば恩人のようにタカシはいう。そう言われればそうかもしれない節はある。ただ、タカシが結婚でもしないかぎり、私はタカシの後を追いかけてしまいそうだ。



タカシが買ってくれたウォーキング用のショルダー。この色がいいよ!って。ワンポイントいれた方がいいよ!可愛いよ!と押されて、黒じゃなくピンクにした。


しつこいでしょう?惨めでしょう?情けないでしょう?私、この歳で始めてフラレたんです。相手からはっきりと、言われたんです。


別れよう…ではなく、彼女ができた…ですけど。タカシにとって、私とは「別れ」ではなかったのかもしれない。始まってなかったのかもしれない。だから、申し訳なさそうにしてたのかな。


この歳で、別れに対する免疫がないって辛いですね。こんなの皆、10代20代で経験してることなのに。

50も近づいてきて経験するなんて、治りが遅いわ。でもね、不思議とご飯は、少しずつ食べられるんですよ。